プロフィール

aye aye

Author:aye aye
医療統計や疫学を勉強中の元ナースです.今は保健・医療分野の臨床研究を支援する仕事に関わりながら,データマネージメント業務を担当しています.

夢は“看護⇔統計”“臨床⇔研究”の橋渡しをするパイオニア☆
職種を超えて,いろんな人たちとのネットワークができるといいなぁ!

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

ブログ内検索

カレンダー

07 | 2008/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

リンク

Listen to Music

足跡(07/07/26〜)

研究アドバイザーへの道(4)

看護界の研究でよく話題になるのが、臨床看護師さんが
院内研究をするときに、「これって研究になりますか?」
という話。

院内研究とそれ以外の研究、おそらく例えば大学の先生や
大学院の人がやる研究のことをいうことが多いんだと思うけど、
それらを区別する必要ってないと思う。



院内研究だろうとなんだろうと、研究は研究。



ただ、実践あっての学問である看護学の場合、研究の目的や
デザインによっては、「実践性」が強いか、「科学性」が強いか、
そこに違いはでてくるかもしれない。
でもだからって、例えば院内研究のことをさして、
「それはその病棟の中のことだから、一般化できないから」
って、いやいやいやいや、アカデミックなポジションにいる人だって、
病棟をフィールドにして研究するじゃないですか!!

例えば社会調査のフィールドなどでは、一般化可能性を保証する
ためにランダムサンプリングをするっていう概念とそれに基づく
実際の調査が行われてて、この考え方はもちろん保健・医療の
分野でも当てはまる。

でも、保健・医療分野、とくに臨床現場に近い研究になればなる
ほど、ランダムサンプリングはできない。
新薬を開発する治験だって、ランダムサンプリングなんてやって
ないわけで。

じゃあ、何によって研究の結果の妥当性を保証してるかというと、

一般化可能性、すなわち「外的妥当性」とも言われているこれに対して、
「内的妥当性」―少なくても、調査を行った対象に対しては適切な
結果を出せている、ということを保証しようとしていて、
だからランダム割付をやる、要はランダム化比較試験をやっている
んだもん。

外的妥当性と内的妥当性の話は、もっと看護界にも浸透したほうが
いいと思うし、院内研究に対して「それは一般化できない」とすぐに
言わず、データの意味をもっとふまえて議論できる土壌になって
欲しいって思う!



それに院内研究であっても、サポートする人たちがそろえば、
ランダム化比較試験(エビデンスレベルが高いと言われている研究
デザイン)だってできるんだし!!



何が言いたかったかというと、臨床看護師さんたちの研究の原石を
大事にしたいな!!ってことです☆★☆




<< 時間の感覚とバランス | ホーム | プロセスの管理 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP