今日(じゃなくって、もう昨日だけど)、新宿南口の紀伊国屋で購入した本。
『心理学の実践的研究法を学ぶ (臨床心理学研究法 第 1巻) (臨床心理学研究法 第 1巻)』
2008年3月に新曜社から出版されたばかりの本で、
主な編者は下山晴彦氏、能智正博氏。
保健・医療分野の研究に関連する書籍は、各論となる専門書は
それぞれのものを買うことが多かったんだけど、
総論・概論を知りたいときには、心理学分野のものを買うことも
あります。
とくに、「看護」と名のつく量的研究の関連書籍は、抽象度が高くて
なかなか意図がわかりにくい。
それに比べると、心理学のほうがより具体的に書かれていることも
多い印象です。
この本のオススメポイントは、「心理学」を「看護学」に置き換えて
そのまま読んでも、読み進められるところ!
後半の研究概論は、どこにでもよく書いてありそうなことですが、
前半は私がずっと気になってたことがすっきり書いてあって、
「これは買うしかない!」と購入!
いっちばんおもしろいなーと思ったのは、「心理学」と「臨床心理学」の
言葉の使い分け。
これは、まさに看護にも通じるところがある気がしました。
その他、個人的に注目したポイントは―
■研究の"実践性"と"科学性"
これは、よく臨床ナースの方々が「これって研究になりますか?」
と、質問されるところにも通じる話題。
■日々の実践を研究にする
まさに、「研究を臨床に生かす」、「臨床を研究に生かす」という
視点そのもの!
■研究の方法論〜量的研究と質的研究〜
それぞれの研究が得意とするところ、そもそも、研究をするという
ことにあたって前提となっているところの違い。
これを非常に端的に書いてくれてます。
量的研究・質的研究の両方の概観をまんべんなく捉えてくれている
印象の本です。
看護にもこんなコンセプトの本があったらいいのになぁ・・・と、思いながら
読み更けている夜です。
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